本日10月13日、東輪寺の所属する黄檗宗の本山、
黄檗山萬福寺の住持である第62代管長猊下にご来山頂きました。
再来年の令和4年(西暦2022年)が黄檗宗の開祖隠元禅師が亡くなって350回忌となる節目の年であり、
同年にはご命日である4月3日に、350回忌の大法要が行われます。
そのことに関連して管長猊下が黄檗宗の末寺がある各地を廻っていらっしゃる関係で、拙寺もその恩恵にあずかることができました。
黄檗宗は末寺の数など様々な統計的数値からすればいわば「弱小」といえる宗派でございますが、
宗祖をはじめとする先人たる諸大徳の方々のおかげで現在があるということは、
当然黄檗宗の報恩に預かり僧侶となった我々にとって大規模な他宗にも引けを取らないほど重々感じている厳然たる事実でございます。
勿論、僧侶だけではなく全国の末寺の存在も同様であると存じます。
この数十年に一度の年を迎えるにあたり、黄檗宗の末寺の檀信徒たる皆様方にも、
宗祖の御恩を改めて感じて頂ければ幸いに存じます。