護國山東輪寺は、1674 年 ( 延宝 2 年 ) に尾張二代藩主・徳川光友公によって 創建された黄檗宗 ( 禅宗 ) 大本山萬福寺の直末寺院です。 名古屋の裏鬼門を守護するために開かれ、開山は高僧・即非禅師、 初代住職には、 後に大本山萬福寺第六代の法席を継ぐ千呆禅師が就かれました。 1709 年 ( 宝永 6 年 )、尾張藩より領内寺院の触頭 ( 寺社奉行からの命令・ 交渉事を つかさどる役 ) に命ぜられ、尾張名所図絵など古文書にも多く読まれてきました。
〒460-0017